葬式について

一部の地域に今も残る新生活の風習

埼玉県と群馬県の一部でのみ見られる風習である新生活は、通常のお葬式とは異なるため、他の地域から引っ越してきた場合、戸惑う人も多くいます。
基本的なポイントは香典の額を小額にして、香典返しを辞退するやり方です。
元々昭和20年代に経済的な不況で、経済的な負担となる葬儀や香典返しを辞退する思いやりから生まれた風習でした。
日本全国に広めようとされていた風習でしたが、全国的に定着することはなく、現在では埼玉と群馬の一部でのみ行われています。
一般的に新生活は葬儀のみが有名ですが、浸透している地域ではお祝いの時にも使われていました。
なお、新生活の場合には香典返しは辞退する形となっていますが、一部の地域では新生活用の香典返しが存在しています。
この場合、ワンコイン、500円前後で受け取れるものを包む事が定番ですが、受け取らない人も少なくありません。
新生活は思いやりの心から生まれた風習で、相手に負担をかけないように考えているからこそ、地域で定着したところもあるといわれています。

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